綱引きロープ

 連盟公式規格品は、マニラロープ(サイザルロープ) 太さ36mm、長さ36m 中央に赤の印、そこより外へ2mの部位に白の印を、さらに0.5mの部位に青の印を付けるとしています。両端は糸巻き加工、糊付け、シュリンク加工品です。
日本綱引連盟公式規格仕様
日本綱引連盟・競技規則」より      

 一般競技用の場合はこの限りでは有りません。 中央に赤マーク、両端は折り返しサツマ加工といった仕様が一般的です。 太さ及び長さは競技場の広さと参加者の数で決められます。
太さと長さのひとつの目安として、次の様な考え方で計算出来ます。
   例えば、 参加人数が 60人 の場合を考えてみましょう。
 太さ(ロープの必要強力) = 参加人数 x 1/2 x 30kg x 6(安全度)  として
   60人 x 1/2 x 30kg x 6 = 5,400kg
   拠って、5,400kg以上の強力の有る太さのロープを用いれば良いということに成ります。
5,400kgをKNに換算するには
1t = 9.80665KN
としこの値を有効数字3桁とすると決められています。
5.4t x 9.80665 = 53.0KN 
表を参照してマニラ(サイザル) 34mm位のロープという事になります。
  では長さの方はどのように計算すれば良いでしょうか。
長さ = 参加人数 x 0.6m  で良いでしょう。
60人 x 0.6m = 36m
となりますから、最低 36m の長さの有るロープという事になります。
 以上をまとめて、参加人数が60人の綱引き競技には、マニラ(サイザル) 34mm 以上の太さで、 36m 以上の長さの有るロープを用意すれば良いという事になります。


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